†導かれる聖女†


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「…助かりました…
ありがとうございます」


私は頭を下げてルークに視線を向ける。


「邪魔をする」


ルークは扉に背を預け、瞳を閉じたままそう言った。

「それより…
お前さん達はこの町の人間ではないね?」

「何が言いたい」


老婆の言葉に限りなく冷たい声でルークは聞き返す。


「…知らないんだね…
此処は安全だよ…建物の中は…ね…」


老婆は悲しげに瞼を伏せ
口を開いた。