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―――夢を見ている…
それは大きな黄金の扉の夢…
まるで大樹を思わせるような彫刻に太陽や月…星を思わせるように輝く黄金…
…これは……
『汝…セフィロトの扉を開きし者か…?』
男とも女ともとれるその声は、聞くものを圧倒する力を持っていた。
『汝…その証を我が前に示せ…』
それから扉の彫刻が複雑に動き出す。
―ガチンッ
―ガラカラカラ…
―ガッチャン
扉は在るべき姿に変わり、扉を開く者に啓示を与える。
その扉のもつ意味を…
『汝…汝の生まれた意味…全ての真理を…』
生まれた意味…
あなたは知っているの!?
扉へ向かって手を伸ばす。なのに扉は遠ざかって行く。
お願い!!!!
教えて!!!!
刹那ー…
視界は真っ暗に、意識も闇に沈んだ。


