「…死んでっ…」
―ザッ
セシルは剣をルーク目掛けて突き出す。
「っ…」
―ガキンッ
それをルークは弾き飛ばした。
その勢いでセシルの体も地面に倒れ込む。
「…っ…力を入れすぎた…」
これではセシルの体を傷つける。
「…私を…拒絶するの…?」
「…拒絶…だと?」
「私を…守ってくれるんでしょう…?」
セシルはまた立ち上がる。その手にはまた剣が握られてていた。
「…でも…いつかは…私を置いていなくなる…」
セシル…
お前は………
「また…孤独になる…」
それが、お前の心か…
何でも無いような顔をして、本当は…
「…言っただろう…」
ルークは剣を消しセシルの前に立つ。
「お前を守ると。あの日、契約をしたあの瞬間から…」
「…契約が無ければ、あなたはいなくなる…」
「セシル……」
契約が無くなったら…
俺はこいつを置いていくのか…
今まで人間になど興味は無かった。
だが……
「お前を一人にはしない」
お前を置いていくなど、俺は出来ない。
もう離れなくなっている。
「嘘…」
「嘘ではない。やるべき事を終えたら、俺はお前の旅に付き合う」
何故そんな事を言ったのか、自分でも分からないが…
今は……


