†導かれる聖女†



『結ばれないなら…
手に入らないならいっそ…』


幼い私は俯いてニタリと笑う。その笑みに私は目を見開いた。


…恐い…駄目だ……
何かが恐い………………



『殺してしまおう…』


―ドクンッ…


心臓が嫌な音を立てる。


「何…言って…………」


『誰かのモノになってしまうなら…壊してしまえばいい……』


違う…私はそんな事望んでないっ……