†導かれる聖女†



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「神よ…
聖女の魂と肉体と引き換えに降臨せよ…」


18才になるまであと
数時間…


十字架の柱に括り付けられた我に神父は何度も祈りを捧げる。


「あぁ…神よ…
今こそこの世界の新たな創造主となれ…」


そんな神父や信者達を
冷めた瞳で見つめる。


神に頼り自らで選択し
進もうとしない愚かな
人間達の集まりだ。


「…悲しい人達…」


誰にも聞こえないような小さな声でそう呟く。