†導かれる聖女†



「ならお前は………」

「お前は空だな」


ティアネイの言葉を誰かが遮る。
声が聞こえた方へ視線を向けると…


扉に背を預け腕組みをしているルークがいた。


「ルーク…
何でそう思うの?」


そう尋ねれば、


「さあな」


そう言ってルークは
小さく笑った。


「さあなってなぁ…」


ティアネイは呆れたように苦笑いを浮かべる。



*ページ〔153〕へ