私は意識を必死に 保ち、神経を研ぎ澄ます。 「…全てを見通す瞳よ… 万物は神の子なり… 神は万物を見守る母なり…」 私は目をつぶり、力を発動させる。 「神の身心が私に真実を映し出さん事を……」 そして感じる悲しみの 魂の波動… もしあの悲劇が…… この船で起きようとしているとしたら… ―ピキンッ 感覚を研ぎ澄まし今度はその魂との調和を図る。 …お願い…… 私の声を聞いて……