「声が聞こえる…
何度も、幾つも…
それは留まる事なく永遠と私に救いを求める…」
眠る時間でさえも
私に安息は許されない。
それは私の存在理由に
反しているから…
私はあくまで安息、癒しを与え、救いの手を差し延べる者。
「一度だけ…その声を否定しようとした事があるの。でも否定出来なかった…
私自身がその声を救わなくてはいけない…そう思ってしまうから…」
それが役割であり宿命…
「それが私の生まれた理由…」
私は生まれた瞬間、聖女だった。それはその星の元に生まれた宿命。
私はそれを受け入れてる。だから否定など出来ない。
「どうして…お前なんだろうな…」
ルークは悲痛な顔で私の頭を撫でた。
私はその表情の意味が分からない。
「お前は十分すぎるくらい他人を救っただろう?」
ルークの言葉に目を見開く。もう十分だと言わんばかりにルークは言葉を続ける。


