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頬に温もりを感じる。
それは私の目元から頬を
何度も往復する。
私はそっと瞳を開いた。
「…………ぁ……」
「目が覚めたか?」
目を開ければ、ルークの安心したような顔と出会った。
「ルーク………
私、どれくらい眠ってた?」
「3時間くらいだな」
3時間…あの夢を私はたった3時間で見ていたというの?
とても…とても長い夢を見ていた。
ティアネイとレイナの喜劇と悲劇……
「…恐い夢でも見てたのか?」
ルークは私を気遣うように何度も頬を撫でる。
「どうしてそう思うの?」
恐い夢…確かに恐い夢…
そして幸せだった夢…
「泣いていた…」
言われて気づく。ルークが私の涙を拭っていた事に…


