「ごめんね。」
なんか、申し訳なくなっちゃって謝った。
「え？なんで絵里ちゃんが謝んの？？俺の勘違いやってんから、
気にせんでえぇで。」
「でも・・・・。なんか悪いから。」
神経質なほうだから、こうゆうの気になるんだよね。
相手が今みたいに言ってくれてもずっと気にしてるのがいつもで。
「そーんなん、どーでもえぇって！！俺が気にしてへんねんから！！
絵里ちゃんは優しすぎや！！」
・・・・・・・・なんか・・・
「恥ずかしい・・・・」
「なんでやねん。恥ずかしいの絶対俺やん。」
確かに明良君の方が恥ずかしいかもしれないけど、でも面と向かって
“優しい”って言われて恥ずかしくない子いないと思うんだけどなぁ。
男の子に言われたらさらに恥ずかしいって思うし・・・。
そんなこと思ってたら
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
また痛い沈黙。
「「・・・・・・あのっ・・」」
ハモっちゃった。
あはは・・・はは。
そんなこと思いながら明良君見てたら、なんか耳まで真っ赤になってて、
