只今恋愛学習中

「さっきから、お前らなにいってんだよ?」

鈍感そうに聞こえるかもしれねーけど、
まったくあいつのことを意識してね~事もないこともない。

正直、あいつが明良と凛矢を見て顔を赤くしてたとき、腹が立った。

あいつにも、二人にも。   嫉妬とは違う感情で。


「ふーーん。」

ずっと黙っていた凛矢が、意味深な笑みを浮かべた。
背中の方がなんかこう、 ゾクゾクっとするような。
悪魔の笑み。

「ならさぁー、俺があの子もらっても奏太は何にも思わねーよなぁー?」

「はっ。 何言ってんだよ!!」

グッ!!!

俺は凛矢のワイシャツをつかんだ。
自分の知らない間に、かなりの力が入っていた。
けど、放そうとは思わなかった。というより、思えなかった。