あいつから離れて、凛矢が開口一番
「そんなこと言って、お前は好きな子に悪い印象しか残させないつもりかよ。」
んんん!?!?!?!?!
なっ何いってんだ?こいつ?
不思議に思っている俺の後ろから明良も顔をひょっこり出して、
「俺らが気づいてへんとでも思っとったんかァ~~。」
ニヤニヤしながら言ってきやがった。
「・・・・・・・何がだよ??」
「「は???????」」
俺の返事に顔を引きつらせる二人。
「かっ奏太、それってがちでいっとるんとちゃうやんなぁ?
冗談きっついでぇ~~。」
「だから、何が冗談で、お前らは俺の何に気づいたんだよ。」
二人の態度にイライラしていた俺は、それを隠すことなく二人に聞いた。
凛矢は呆れ顔だし、明良は明良でアワアワしてるし、何なんだよ。
何かまだ言いたそうな明良を、凛矢が止める。
「無駄だ明良。もうこいつには何にも期待しないでおこう。」
肩を叩きながらそう言う凛矢の目と、未だに納得しない感じの明良の目は、
哀れむような感じで俺を見てくる。
