もぉ〜〜。さいっあく!!

輝のせいで朝ご飯食べ損ねるし、学校には遅刻しそうだし、あんのクソガキ〜!!


せっかくの制服も汗で汚れちゃうし。有り得ないからッ。


ドンッ!


「きゃっ!ごめんなさい。考え事してて。」

「いいよ、俺も前見てなかったし。大丈夫?。」
「はっっ!はいっ!ぜっんぜん大丈夫です!。失礼します。」

かっこいい。かっこよすぎる。

この人の制服って秋山高校だよね。隣町の。
それにしてもかっこよかったなぁ。
ある意味、遅くなってラッキーだっかも。

って、こんな事してる場合じゃない!
遅刻寸前なのに!
私としたことが!

走らなきゃ。私の青春の舞台に!

「あっ、ちょっと待って。」

へっ。
待ってって、私に対してだよね?
こんな素敵な人に呼び止められる私って!!


「スカート。めくれてパンツ見えてる。」


はぁ〜!

急いで後ろを確認すると、言われた通りに、スカートがめくれててパンツ見えてるし!!

「んぎゃっ。」

「色気ねぇ〜声。ピンクの下着はいてるから、てっきり誘ってんのかと思ったけど、こんな奴に誘われても、誰もついて行かないよなぁ。」


コイツッ!