かえは、焦った感じで女の子の紹介をしてくれた。


「この子は松丘絵里ちゃん。私の前の席。超いい子。
で、こっちが神崎希美。中学からの友達なの。とにかく天然?」
「なんでハテナなの?あたしって天然なの?」
「天然というか、ただのおっちょこちょいかもしれないね。」

うーん、そうなのかな。自分の事ってよくわかりません。

「・・・ねえ。」

後ろから聞こえた声。あ・・・・。

「ごめん、お昼食べに行くんだったね。いこーか。」