「な、なんで赤くなるの・・・?」
「・・・・・・。うっせえ。」
って言ってるのに、顔真っ赤。
もう、なんなの!?
夕日のせいかしら?
とかいってみるけど、実際期待してたりするのも事実。
少し、あたしのこと意識してくれてたりするのかな?
あたしのこと、好きなのかな?。
なんて、甘い考えだって分かってるのに
考えだしたら、止まんない!!
あたしまで顔暑くなってきた~っ!!!
「お前、まじうざい。」
・・・・・・。
だめ、やっぱない。絶対無い。億が一にもない。
奏太くんがあたしを好きになるわけない。
「あっそ!! あたしだって奏太君なんか嫌いなんだからっ!!」
「は?嫌いなんて言ってねーし。馬鹿か。」
「なによ!人のこと馬鹿にして!!自分ばっか余裕な顔しないでよ!!」
「まぢ、意味わかんね。なにきれてんだよ。」
「きれてないっ!」
「今のお前をきれてるっつうんだよ、ばーか。」
「馬鹿じゃ、ないもん。」
「ばかだろ、まじ一緒にいて疲れる。」