そのころの4人… 

「希美と奏太君遅すぎない?何分たったのよばらばらになって。」
「もう軽く1時間は過ぎてんな~。早く遊びたいのにな~。」
「凛、棒読みじゃない。思ってないようなこと声に出すの
やめなさいよ。」
「怒っちゃや~よ~。」
「ふふ、でも、ほんとに希美ちゃんどこなんだろ?電話したほうが
いいのかな?」
「ええって、絵里。それに、今は静かーに待ったる時やで!」
「そうそう、奏太もきーちゃんもいろいろがんばってることだろうしな~。」
「あー。そっか!それなら待っててあげないとね。」
「あの二人待ってたら時間足りないわよ!いろんな意味でしんぱいよ。」い
「楓はほんっときーちゃんの姉ちゃんだよな。下手したら
ママでもいけるんじゃね?」
「・・・・・・。」
「に、睨むなって!ま、その気持ちがわかんねーことはねーけどさ。」