恋桜−コイザクラ−

茜「あ、はーい。緋山茜、お願いします!!」


紗「茜、がんば!」


茜は私の方を向いて右手を握って親指をグッと立てた。


ダムダム。シュッ。


茜が一投目を投げた。


パシュ。


きれいに入った。


紗「茜、ナイッシュー!」


そして茜は10本中7本を入れた。


茜「く~!やっぱり体が鈍ってるわ。紗雪、頑張!」


私はうなずいて、フリースローの位置につく。


紗「常知紗雪です。お願いします!」


ダムダム。シュッ。


ガッ!


一投目ははずしてしまった。


茜「どんまい、どんまい。まだあるんだからしっかり!」


私は集中し直して二投目を投げた。


パシュ。


今度はきれいに入った。


(よしっ!)


そして私は9本中7本を入れた。