涙のスイッチ

…来たんだ。


あたしを助けた人、羽生 迪也(はにゅう みちや)。


助けられたくなんかなかった。


放っておいてほしかった。


あと数時間、ううん、数十分あのまま眠っていれば、もう覚める事もなかったのに。


悔しさと腹立たしさで涙が溢れた。


どうしようもなく憎い。