Escape from the DEAD second night

芹を見つけ出すまでは。

そう思っていた。

芹がたった一人で出て行ってしまったのには、自分も責任がある。

ならば芹と無事に合流するまでは、何としても生き延びなければならない。

それが自分の役目であり使命だと、要は考えていた。

しかし現実はどうだ。

芹は要の救出も間に合わずゾンビに成り果て、紅の手で完全に息の根を止められた。

要の使命、役目は絶たれたのだ。

何より、自分の責任で芹は一人出て行き、無惨な最期を遂げた。

これは、要が芹を殺したという事に他ならないのではないか。

だったら責任は取らなければならないだろう。

芹がどんな思いで、どんな苦痛を味わった末にゾンビ化したのかは知らない。

だが、要が思いつく限り最悪の死に方で、自分も同じ末路を辿るのがせめてもの贖罪…。