Escape from the DEAD second night

やがて要達は、小学校の敷地内…その裏口へと到達する。

いわゆる裏門といわれる場所だ。

本来は通用口程度に利用される場所であり、正門ほど広くもないし造りもよくない。

そこに、小学校に集まってきた生存者が殺到しているのだ。

自然と大パニックに陥る。

押し合いながら、我先にと裏門に向かう人々。

誰だって死にたくない。

他人を押し退けてでも、早く危険なこの場から立ち去ろうとする。

「落ち着いて行動しろ!まだ逃げられる!」

紅が裏門を背に日本刀を構えた。

「要」

「はい!」

紅の呼びかけに、要もまたトカレフを握り締めた。

死守。

生存者が無事逃げおおせるまで、ここは二人で何としても守り通す!