Escape from the DEAD second night

群がってくるゾンビ達は校門に押し寄せる。

その数は五十は下らない。

圧力で校門がギギギ…と軋むような音を立てた。

鉄製の頑丈な門ではあるが、完全に固定されている訳ではない。

これ以上ゾンビの数が増えれば、突破される可能性もある。

「早いうちに裏口から生存者を避難させて下さい!」

トカレフを構えながら要が言う。

それに頷いて、校舎の方へと走っていく見張りの男。

「我々はどうする?」

紅が判断を要に委ねる。

彼らも今のうちにこの場を離れるのが賢い選択だろうが…。

「ここに留まって、少しでもゾンビの足止めをします。生存者の避難の時間稼ぎをしないと」

相変わらず要の判断は甘いものだった。

「だと思ったよ」

微かに苦笑いしつつ日本刀を構える紅。

「行きますよ!」

トリガーに指をかけ、狙いを定めた要は。

「…………」

その目の前の光景に愕然とした。