Escape from the DEAD second night

「おい!何するんだ!」

見張りの仲間達が紅の肩を掴むが。

「彼はゾンビに傷を負わされた。生かしておいた所で助かるどころか、ゾンビになって蘇生しかねない…今頭部を潰しておいてやるのが、せめてもの情けだ」

冷静な表情のまま言ってのけ、彼女は視線を移動させた。

その先は校門の外。

集結しつつあるゾンビの群れだ。

最初はほんの数体だったのだろうか。

しかし見張りの者が騒ぐ声を聞きつけ、どんどん集まり始めたらしい。

この近辺に潜んでいたのかもしれない。

「地下街でゾンビの群れがいたのを目撃した奴がいる…このゾンビはそこから来たのかもしれない」

見張りの一人が言った。