その最中。
「紅さん、あれ!」
要が助手席の窓から何かを見つける。
…二階建ての古いアパート。
その二階から、カーテンか何かを旗にして振っている人影があった。
旗には『SOS、ゾンビではありません』の文字。
そしてアパートの一階付近には、十体前後のゾンビが群がっている。
恐らくは階下をゾンビに包囲されて逃げるに逃げられない状況なのだろう。
「紅さん」
振り向いた要が紅の顔を見る。
言いたい事はわかっている。
相変わらずの甘い考えだ。
だが…。
「見てしまった以上は見捨てる訳にもいかないか」
ハンドルを切る紅。
方向転換したアストロは加速、その大きな車体とスピードによって、アパートの一階に群がる亡者どもを次々と轢き潰した。
「紅さん、あれ!」
要が助手席の窓から何かを見つける。
…二階建ての古いアパート。
その二階から、カーテンか何かを旗にして振っている人影があった。
旗には『SOS、ゾンビではありません』の文字。
そしてアパートの一階付近には、十体前後のゾンビが群がっている。
恐らくは階下をゾンビに包囲されて逃げるに逃げられない状況なのだろう。
「紅さん」
振り向いた要が紅の顔を見る。
言いたい事はわかっている。
相変わらずの甘い考えだ。
だが…。
「見てしまった以上は見捨てる訳にもいかないか」
ハンドルを切る紅。
方向転換したアストロは加速、その大きな車体とスピードによって、アパートの一階に群がる亡者どもを次々と轢き潰した。


