紅や芹の説明で、男は救い難き『世界の終わり』が現実である事を知らされる事となった。
彼の幸運は、ゾンビ化発生の渦中にあって安全な海上にいられたという事だろうか。
海の真ん中ならば、ゾンビに襲撃される事は皆無といっていい。
「…あの、不躾なんですが」
要が男に言う。
「貴方の乗るタンカーに、俺達も乗せてもらえませんか?どんな隅っこでも構いませんから…俺達も行く場所がなくて困っているんです」
「それは…構いませんけど…タンカーには作業員がほんの数十人乗っているだけだ。場所なら幾らでもある」
男はほぼ二つ返事で承諾してくれた。
何という偶然か。
救出した男のお陰で、要達は国外へと出る足掛かりを掴む事ができたのだ。
彼の幸運は、ゾンビ化発生の渦中にあって安全な海上にいられたという事だろうか。
海の真ん中ならば、ゾンビに襲撃される事は皆無といっていい。
「…あの、不躾なんですが」
要が男に言う。
「貴方の乗るタンカーに、俺達も乗せてもらえませんか?どんな隅っこでも構いませんから…俺達も行く場所がなくて困っているんです」
「それは…構いませんけど…タンカーには作業員がほんの数十人乗っているだけだ。場所なら幾らでもある」
男はほぼ二つ返事で承諾してくれた。
何という偶然か。
救出した男のお陰で、要達は国外へと出る足掛かりを掴む事ができたのだ。


