Escape from the DEAD second night

三人を乗せ、車は一路港へと向かう。

…どこも代わり映えはしない光景だ。

血痕、死体、荒廃した街並み、打ち捨てられた乗用車…。

まるで戦場だ。

いや…まるで、ではなく事実戦場なのだろう。

いつ襲われるか分からない。

明日の命さえ保証はできない。

これは紛れもなく『戦場』というべきだ。

ほんの数日まで何事もなかった日常が、あっという間に崩壊する。

世界有数の豊かさを誇るこの国でさえ、滅亡は瞬く間だった。