Escape from the DEAD second night

「国外に出たとしても、一体どこへ行くの?どうやって国外に出るの?」

芹が疑問を投げかける。

恐らく空港は駄目だろう。

飛行機の離着陸は既にストップしているだろうし、何より空港そのものにゾンビが蔓延しているかもしれない。

仮に飛行機が残っていたとしても、肝心のパイロットがいなければ動かせない。

「だったら…海はどうだ?」

要が呟く。

船ならば飛行機と比較して操縦は単純だろう。

素人でも乗りこなせるかもしれない。

ただ…。

「きっと港には、生存者が殺到していると思う。私達が今更行った所で、乗る船があるかどうか…」

紅が苦い表情を浮かべた。