「来生、お前は私に遠慮する事なく要に甘えればいい。勿論私も困った時は要に頼る。しかしそれはあくまで、この世界を生き延びる仲間としてだ。無論私は要も守るし、お前も守る」
手にした日本刀を、グッと握り締める紅。
「私はお前の剣であり、要の剣でもある」
「二階堂先輩…」
自然と芹の瞳から、涙がこぼれた。
…この人こそ要に相応しい。
他人の為に身を退き、身を呈し、身を張れる彼女こそ、要の隣に相応しい。
そんな紅を退かせ、芹は要の隣に居座る事になってしまった。
申し訳なく思った。
不甲斐ない自分が紅に折れさせてしまった事を、ただただ申し訳なく思った。
手にした日本刀を、グッと握り締める紅。
「私はお前の剣であり、要の剣でもある」
「二階堂先輩…」
自然と芹の瞳から、涙がこぼれた。
…この人こそ要に相応しい。
他人の為に身を退き、身を呈し、身を張れる彼女こそ、要の隣に相応しい。
そんな紅を退かせ、芹は要の隣に居座る事になってしまった。
申し訳なく思った。
不甲斐ない自分が紅に折れさせてしまった事を、ただただ申し訳なく思った。


