Escape from the DEAD second night

「そんなっ」

思わず声を張り上げる芹を。

「しっ」

紅は口を塞いで制した。

「大きな声を出すな。これは女同士の秘密だ。こんな話、要に聞かれたくはないだろう?」

「でっ、でもっ…」

あまりにもな結末だ。

確かに芹にとっては理想的な結果といえるかもしれない。

だがそれでは紅は…。

「勘違いするな」

クスッと紅は笑う。

「お前と要が仲睦まじくなったからとて、私がお前達から離れていく訳ではないぞ?単独行動を取る事でどれ程心配をかけるかは、来生…お前が身を以って教えてくれたしな」

「っ…」

意地悪な紅の言葉に、芹はグッと押し黙った。