!? 私、思ったこと口に出てた!? いや、私にあんな可愛い声は出ないし・・・。 「いいよね、ああいうカップル」 あ、やっぱり。 あの声の主は由理香だったのか。 「うん。憧れるよねー」 由理香は私のつぶやきにうんうんと頷くと、ポッと頬を赤らめた。 え? なんか想像してたの?