「ダンナ、今日も人気ですな」 「ま、うちらが付き合ってるって知ってる人は少ないし。秘密にしてるわけじゃないんだけどね~」 正直、長峰がモテるおかげでこっちは朝から不愉快になっているんだけどね。 「今私のこと軽く睨まなかった?」 「いや、別に」 こんなテンションの差が激しい私の親友をやっていけるのは、玲奈以外無理だよね。 「それにしても、いいなぁ彼氏」 「瑠璃がそんなこと言うなんて珍しいじゃん」