「このうるんだ目も、嫉妬でとがらせた・・・唇も」 春樹の指が顎にかかって、 視線がからまって。 ・・・ゆっくりと、唇が重なった。 三回目のキス・・・。 「・・・っん・・・っ」 こういうのを幸せって言うんだろうな・・・。 はじめてのキスは、想いが通じたばかりで少しぎこちなさのある、触れるだけのキスだった。 二回目は、私からの不意打ちの軽いキス。 今回のは優しくて、それでいてちょっと強引な。 「・・・っふ・・・んぁ」 好きです・・・。