「これくらいおごらせろよなー」
あ、そういうこと。
「プリ機くらいで『おごる』なんて言わないよ~(笑)」
「うっせ」
恥ずかしがってるってばれてるよ?
耳、真っ赤だもん。
「かっこつけたかったら、今度のデートでお茶でもおごってよね?」
春樹がフフン、と鼻を鳴らした。
「ワックのアイスココアでもストバのマンゴーラテでもなんでもかかってこいや」
「よっしゃーーーー!」
・・・良かった。
ほんとは、次のデートの約束をするのは緊張したんだ。
当たり前のように返してくれて、嬉しかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…