このドキドキが伝わりませんように。



だって、恥ずかしいじゃない?



それも嬉しいんだけど、ね。



あと一センチ・・・。



目を閉じて、ずっと言いたくて、言えなかった言葉を口にする。



「大好き・・・」



囁くような言葉とともに、二つの唇が重なった。