「お手洗い行ってきます!!」



そう大声で叫ぶと、納豆男はやっと腕を離した。



みんなからの視線・・・うぅぅ。



はずかしいけどこうするしかないんだよーー(泣)



そうして急いでトイレに逃げ込んでみたものの。



「どーしよっかなぁ」



このまま帰っても悪いし、最後まで居るべきだとは思うんだけど、とても耐えられそうにない・・・。



「とりあえず、そこらへんでぶらぶらして時間つぶそっかな!」



つぶやくようにそう言ってトイレを出ると、視界に入ってきたもの・・・。



ヤツだ。



壁にもたれかかって、いかにもナルシストな雰囲気のそいつ。