「!?」
赤ヤギさんが吃驚していると、
黒ヤギさんは漸く覚醒したのか、
「あ…。
見る前に食べちゃった…。」
とションボリしました。
心なしか、耳が
垂れているように見えます。
暫くそうしていると、
急にパッと顔を上げました。
「赤ヤギさん、今すぐに
お返事書くんで待ってて貰えませんか?」