†魔法使い一家†

「えっ、でも急に出来るかどうか‥」

「大丈夫、自分の魔法をしんじなさい。」

すると次の瞬間ソニアはコップをわざと落とした!

「あっ!」

クリスが手を出した瞬間コップが宙に浮いたまま止まった!!

「成功ね。」

ソニアはクリスに向かって笑顔でそう言った。

「やった!」

クリスもまた笑顔で喜んでいる。

「あなたには物の動きを止める力があるみたいね。だからこの前わからなかったのよ‥。」


パリーン!

「あっ‥」

コップはそのまま地面に落ち割れてしまった。

「魔法の効果がきれるのは早いようね‥。」

「そうみたいですね‥」

クリスは残念そうに首をうなだれている。