「いってきまーす。」

いつもと変わらない毎日。

いつもと変わらない町並。

だがクスリの心の中は前とは違う。

まるでこの空のように一点の曇りもない‥。


ふとクスリは考える。

この空の上からエマは私の事を見ているかと‥。