†魔法使い一家†

クリスが今の出来事に唖然としているとリーナがクリスの腕を引っ張った。

「早くっ!」

リーナが未だに驚いているクリスに向かって言った。

「あっ‥。」

クリスがやっと我に返った。

そして二人は無我夢中で走った。

ふと、後ろを振り向くと妖精はもういなくなっていたので一旦止まり休憩する事にした。

――只今の残り時間、ニ十五分‥。――


ガザガサ‥。

何かが動いた!

二人は警戒しながら動いた方を見ると物陰から誰かが出て来た!


ウイリーだ!!