環side


「環、よかったな?」


「おぅ…だけどよ…」


「なんだよ?」


俺は、李依と羅菜ちゃんの方を向いた。

それにつられて和也も前を向いた。


「李依は、いろんな事を抱えてる…だから、救ってあげてぇんだ…」


「環なら、できる。俺もサポートするよ。勿論羅菜もな?」


和也…


俺は、いい友達を持ったな。


「ありがとな。」