やっぱり、あの日の事は忘れられないな。


あの日、あたしが…


今は、いいや…
思い出したくもない…


「李依?大丈夫か?」


環…
なぜだか、環の顔をみたら安心して涙が出てきた。


「ウッ…ヒクッ…た、まき…」


あたしが、いきなり泣くからか環と和也先輩はビックリしていた。


羅菜は、慣れているので頭を撫でてくれた。