「と、言うことだから真壁グループは終わりだな。」


「いやぁぁぁぁぁぁぁあ!!」


そう言って、こいつは泣き崩れた。
お前の辛さより李依の辛さの方が…


「た…まき?」


「李依!?大丈夫かっ!?」


「大丈夫だよ?あたし…思い出した…全て…」


そうか…
よかった…

俺は、みんなの前で李依を抱き締めた。
その時、みんなは部屋から出ていった。