1st lovism



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ここはたまり場。



昔は茶道か何かに使ってた教室らしいけど



今ではヤロー達が色んなもんもってきて、たまり場になっている。



「でさー、西高の奴ら何もしてねーのにビビって腰抜かしやがったんだよ」


「まじかよ。俺もそこにいたかったなー。誰でもいいからまじ殴りてえ…」


「聞けって!それが雄大の顔見て、結局イモって逃げたんだよ。」



ヤロー達は口を開けば喧嘩話ばかり。



「あっ!そういや雄大。女紹介してやるよ。すっげー美人で雄大ならすぐヤらせてくれるってよ」


「何それ俺に紹介してくださいよ。チチでかいっすかー?」



次は、女の話か。

こいつらギャハギャハ笑って、元気だけはいい。


「いらねえ」


それだけ言って、ベッドに寝転ぶ


すると赤髪のヤローがニヤニヤしながら煙草をくわえ火をつけて、俺に箱をポイと投げた



「ラス1の貴重なヤニやるよ」



「………。」



煙草をくわえると
赤髪の和樹をチラッと見る


やけにニヤニヤしてやがる。

なんかいいことでもあったのかしらねーけど。



「今日の放課後、リサがここに来るから」



リサ…………?




「誰だそいつ」






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