身体が固まってしまった
だって…目の前にいたのは
――雄大くんだったから。
ててててててててか!!あたしなんて事を〜っっ!!!
超怒ってる…
超怒ってるよっ!!
「あ…ご、ごめんなさい!!」
今にも泣きそうな顔で雄大くんを見る。
雄大くんもあたしの顔を見た瞬間、オーバーなくらい驚いた
「うわっ!!!」
その声につられてあたしも驚く
そして雄大くんは顔を真っ赤にしながら、両手であたしの肩を掴んだ
「だ…大丈夫か?……わ、悪い。」
「う…ううん。全然大丈夫……。こちらこそごめんなさい」
あたしも顔を真っ赤にしながら、雄大くんの顔をじっと見る
その時、リサがゆかの背中を叩いた
「ゆか、大丈夫?」
リサの声に急に目をフイッと反らした雄大くん。
秘密場所の中へ戻って行った
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