1st lovism




身体が固まってしまった




だって…目の前にいたのは







――雄大くんだったから。





ててててててててか!!あたしなんて事を〜っっ!!!


超怒ってる…
超怒ってるよっ!!



「あ…ご、ごめんなさい!!」


今にも泣きそうな顔で雄大くんを見る。


雄大くんもあたしの顔を見た瞬間、オーバーなくらい驚いた



「うわっ!!!」


その声につられてあたしも驚く


そして雄大くんは顔を真っ赤にしながら、両手であたしの肩を掴んだ


「だ…大丈夫か?……わ、悪い。」

「う…ううん。全然大丈夫……。こちらこそごめんなさい」


あたしも顔を真っ赤にしながら、雄大くんの顔をじっと見る


その時、リサがゆかの背中を叩いた



「ゆか、大丈夫?」


リサの声に急に目をフイッと反らした雄大くん。


秘密場所の中へ戻って行った







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