1st lovism



「喉渇いた。何か買ってくる…」


「そんなの誰か他の奴らに行かせたらいいじゃねーか」

「そうっすよ。俺らいきますよ?」





――段々、たまり場に近付いて行く。


正直、ちょっと怖いかも…。


「…いい、自分で行く。」




…あ、雄大くんの声がした。



やっぱり

やっぱりいるんだ……。




あたしは息を飲んで、教室のドアを開けた



――その時…



 ドンッ





と誰かにぶつかってしまった


あたしの顔は誰かの胸に憂もっている


そんな時、低くて恐ろしい声が聞こえてきた



「誰だよ…てめぇー…」


そんな声にビクッと身体を震わせ、咄嗟に顔をあげる






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