冬恋 AnotherVersion

「姉の部屋から持ってきますね」

そう言ってみずかはドライヤー探しの旅へ。

「海さん、ドライヤー持ってきたんですけど本当に乾かしてもらっていいんですか……?」

全然構わんよ。

「いいよ、緋未くるまで何もやることないし」

「じゃあ、お願いします」

「ん、はいよ」

ドライヤーの熱風をかけ、手櫛をかけていく。

「海さん、髪乾かすの上手いですね」

「妹の髪、つい最近まで乾かしてたのもあるなぁ、緋未が少し前に髪切ってから僕は出番なくなったけどね」

夏は暑いとばっさり切った妹である。

「はい、終わり」

「ありがとうございます~」