ピリリリリリ♪
ピリリリリリ♪

さなえ「あ、お父さんから電話や。もしもし、ああ、もうすぐ帰るよ。うん。え?今?」

りょうは、俺は居てない事にして、と言わんばかりに手を左右に振って、
シー、シーっ。
と人差し指を口にあてる


さなえ「今は…あれやん、大学の友達と…ほら、あの、来月みほちゃんの誕生日やから、みんなでサプライズどうする?て。はいはい、え?単三てどっち?あー、ちっちゃい方、メーカーどこでもいいやろ?OKわかった買って帰るわ。」


りょう「早く帰って来いって?」

さなえ「まー、そんなとこかな。」

りょう「あの…ほら、あれあれ…て(笑)さなえはウソつかれへんな。」

さなえ「天然水ですから、あ、純粋ですから」

りょう「うわ、なんか腹立つ(笑)」