笑いながら2人は歩いて、りょうの家の前

りょう「どうする?寄ってく?」

さなえ「んー。お父さんのごはんまだ作ってないし、レポートも残ってるから、今日は帰る。」


りょう「そっか。駅まで送るわ。」

さなえ「ありがとう。」

手をつないで駅まで歩く


りょう「お父さん、再婚とか考えてへんの?」


さなえ「うーん。ないこともないと思うねんけど…古い頑固な人やから、天国のかずこに申し訳ない。て」

りょう「そっか。それにしてもさなえは偉いな。毎日ごはん作って洗濯して」

さなえ「慣れたよ(笑)」

りょう「俺そういう、さなえの優しいとこが好きやねん。」

さなえ「あれ?顔赤いよ自分で言って照れてるの?」

りょう「ビール飲んだからや!あ〜あ!いつか俺もさなえに毎日ごはん作ってもらいたいな〜!ってか」

さなえ「ホンマに酔っぱらいや(笑)毎日ごはん作るよ!その代わり、お残しは、許しまへんで〜(笑)」

りょう「くっさい靴下も洗濯してくれる?」

さなえ「くっさい靴下も、きったないパンツも、なんやったらギターも洗濯機つっこんだろか(笑)」

りょう「こら!(笑)一緒に住みたいなぁ……。」