おばちゃん「そうかいな。で、どうや?久しぶりに2人で食べるうどんは?」


りょう「うん。うまい。」
おばちゃん「せやろ、甘酸っぱいやろ?」

りょう「そう、青春の味。って何言うてんの!おばちゃん相変わらずやな。」


おばちゃん「りょう君もな。そんな事より、さなえちゃんはな、ずっとりょう君の事、心配してたんやで。」

りょう「そうなんか、さなえ?」

さなえ「心配なんかしてへん!ただ、大丈夫かな?仕事うまいこといってんのかな?とか思ってただけ。」

りょう「心配してるやん。」

さなえ「でもまた音楽やると思わんかった。」

りょう「何のために働いてるの?がひっかかってな。」


さなえ「んー。たしかに今のりょうは、なんか楽しそう。」


りょう「そうか?たしかに、やってるぜ俺!生きてるって感じやな!」

さなえ「うん。目が違う。矢沢永吉と長渕剛を引いて2で割ったような目や!」

りょう「誰かもそんな事言うとったな(笑)そういえばな、でっかいオーディションの予選に通ったんや!」

さなえ「すごいやん!」

りょう「また公開やねんけど………………来てくれるか?さなえ。てゆうか、さなえに見てほしいんや!」