りょう「お願いします!」
お父さん「…………。」

さなえ「お父さん、なんとか言って!」

お父さん「まさかホンマに就職するとは………。ええ目しとるわ。2人で好きにしたらええがな。」

さなえ「ヤッター♪」

りょう「あ!ありがとうございますっ!!!」

さなえ「でも、お父さんごはんは?洗濯は?」

お父さん「アホ!ワシはコンビニの弁当が好きなんや!洗濯なんかボタン押したら3分で出来上がりやろ」

さなえ「カップラーメンちゃうねんから(笑)ほんまに大丈夫?」

お父さん「誰が寂しいねん!寂しいなんか言うてへん!寒いし、て言うたんや」

さなえ「いや、寂しいかどうか聞いてないし(笑)ごはんとか大丈夫かな?て」

お父さん「心配ない。大丈夫や。寂しいだけや。」

さなえ「あ、やっぱり(笑)」


お父さん「そら寂しいわ。小さい頃から大事に大事に育ててやで…まあでも、今日の、りょう君の目見てわかった。真剣やなと、りょう君やったらええか。てな」


りょう「ホンマに、ありがとうございます。」

お父さん「その代わり、もし、さなえになんかあったら…わかってるな…。」

りょう「あ、はい…。お父さんの目を見たらわかります。」

お父さん「さなえ!座布団持ってこい!」

3人「あはははは(笑)」