女の子のしたいこと

「そんなの嫌に決まってるじゃん」

そんなの嫌に決まってる。せっかく整えたヘアスタイルを乱されたら頭にこないはずはないでしょ。

「ああ、そうなんだ。なんだ、ごめん」


とか謝るけど恭平が私の頭から手を離す気配はない。恭平の目は、相変わらず危ない色をしたままだ。